普段の生活で気をつけていること


こんにちは。

「片付け下手さんが、片付け上手に変わる」
方法をお伝えしている、整理収納専門のアスです。



本日は、弊社に所属する関西のコンシェルジュ・山根久見子さんに

「普段の生活で気をつけていること」を書いていただきました。


<山根久見子さん>

防災士の知識を生かし、整理収納を通して、

安全で安心な家づくりのお手伝いをいたします。

<資格>

整理収納アドバイザー1級、防災士、エニアグラムお片付け士アンバサダー、

企業内整理収納マネージャー



それでは、ご覧ください。

【普段の生活で気をつけていること】

整理収納サポートという仕事をしていると、

いつも家の中が整ってるんでしょ?

なんて言われたりしますが、実はそうでもありません。


散らかっているときは、本当に散らかっています。

だけど、そのままにしておくと、モノに家を侵食されてしまうので、

私が少しだけ、日々気をつけていることを紹介します。



1.リセットタイムをつくる

まずは、一日一回、リセットタイムをつくること。

その都度整えられればいいけど、「片付けてもすぐ散らかされる」

という思いを持つくらいなら、一日の中で一回だけ、

というのでもいいと思います。


わが家の場合は、夜寝る前が多いです。

朝起きて、スッキリ片付いた部屋で一日が始められると気持ちがいいですからね。

寝る前の一連の流れに組み込んでいます。


・パジャマに着替える

・歯磨きする

・トイレに行く

・お片付けする


この流れが出来ていると、寝る前に片付けることが習慣として身につきます。

「寝る準備するよー」と声かけすると、この流れのことと認識しているので、

自然と片付けもしてくれるようになります。

寝る前以外にも、学校や保育園に行く前や食事の前も

片付けタイムとしてはオススメです。


2.汚れ物は溜めない

2つめは、汚れ物はできるだけその日のうちに片付けるということ。


洗濯物や食器洗いなどは、必ず毎日します。

一日でもサボると、すごい量になって、汚れも固まって落ちにくくなって

面倒くささ倍増!

その都度洗えば、汚れもさっと落ちてくれるので時短にも繋がります。


特に洗濯物はつい溜めがち。

洗濯機に入れて回して干すまではできても、最後の一手間、

畳んでしまうという段階で力尽きてしまう方が多い気がします。

そして私も例に漏れず、取り込むまではできても、最後の作業が滞りがち。

わが家は、基本は「かける収納」をしているので、畳むモノは少ないのですが、

それでもバスタオルやハンカチ、靴下など細々したものがあります。


そこで、どうしても「しまう」作業が出来ないときは、

ベランダから室内ラックに取り込んで、翌朝まで放置!

そして、翌朝洗濯物を干す前に、しまう作業をする流れにしています。


疲れて出来ないなら、朝の元気な時をリセットタイムにする。

それも一つの手だと思います。

しかし、疲れていてやる気でない時や、

どうしてもやりたくない!なんて時もあります。

そんなときは、コインランドリーも活用します。

頑張りすぎず、手を抜くことも家事を上手く回すコツだと思います。

3.戻す場所を決めておく

そして、3つめは、戻す場所を決めておくことです。


これぞ整理収納の力!

いざ片付けようとしても、戻す場所が決まってなかったり、

そもそも戻す場所がなかったら、無理やり押し込んで雪崩が起きたり、

結局散らかったままの状態が続いてしまいます。

そうならないよう、全てのモノに戻す場所を決めています。

これができていると、家族みんなが自分で片付けられるようになります。

一人で片付けが出来ると、子どもの自信や自立にも繋がりますし、

お母さんが片付けなくてもいいので、時間が増えることにもなります。



最後に、毎日ではないけれど、時々していることを紹介します。

それは収納の位置の見直しです。

見直すポイントは、家族みんなが片付けやすいかどうかという点。


何回注意しても元の場所に戻してくれない、

ということはその場所が戻しにくいということ。

その場合、どこなら戻しやすいか、家族の希望を聞いて、

収納場所を変えることもしています。


ついちょい置きしてしまう場所も見直しポイント。

何度言っても直せないなら、その場所を定位置にしてしまうこともあります。


まとめ

整理収納は家を整えることが目的ではなくて、

そこに住む人みんなが快適に暮らせることが目的。


片付けてくれなくてイライラするくらいなら、

片付けやすいように、その都度見直すことも必要だと思っています。


片付けは毎日するもの。

だけど、仕組みが整っている5分もあれば終わる。

毎日を楽しく暮らすための仕組み作り、一緒にしませんか。



山根さん、ありがとうございました^^


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