防災について気を付けていること


こんにちは。

「片付け下手さんが、片付け上手に変わる」
方法をお伝えしている、整理収納専門のアスです。



本日は、弊社に所属する京都に在住の

コンシェルジュ・山根久見子さんに

「防災について気をつけていること」を書いていただきました。


<山根久見子さん>

防災士の知識を生かし、整理収納を通して、

安全で安心な家づくりのお手伝いをいたします。

<資格>

整理収納アドバイザー1級、防災士、

エニアグラムお片付け士アンバサダー、企業内整理収納マネージャー



それでは、「防災について気をつけていること」をご覧ください♪

【防災について気をつけていること】

近年、自然災害の規模や頻度が大きくなり、

いつどこで災害が起こるかわからない時代になりました。

災害が起きたときに、できるだけ「いつもと同じ」

近い暮らしをするためには事前の備えが大切です。

今回は、私が日頃から実践している防災対策について、

具体的な事例を交えながらご紹介します。


1.情報収集の徹底

まずは、自分の住んでいる地域や勤めている会社で

どんな被害が起こり得るのかを知ることが大切です。

地震だけでなく、津波や洪水・高潮などの水害、土砂災害、

火山のある地域はその危険性を確認します。


確認する手段としては、地域のハザードマップを見ることが一番。


もちろん、自然相手のことですから、

絶対その通りになるとは限りませんが、とても精度の高い情報です。

ハザードマップは更新されることもありますので、

一度見たからと安心せず、定期的に見ることをお勧めします。

ハザードマップのほかにも、質問に答えるだけで

地域の危険を教えてくれるアプリなどもあります。


他に気象庁のウェブサイトや防災アプリをスマホに入れておくと、

最新情報が得られるので安心できます。



2.家族との話し合い

防災は、一人でするものではなく、家族全員で取り組む必要があります。

わが家ではハザードマップの確認はもちろん、

避難する場所や集合する場所、安否確認の方法などを共有しています。

特に、バラバラで被災した際の集合場所は、細かく決めています。

「〇〇小学校」だけだと、どこに行ったらいいか分からなくなるので、

「〇〇小学校の正門にある時計の下」など細かく決めておくと、

会える可能性が高まります。


家族と話し合うことで、防災意識が高まり、

話に出てきた疑問などを調べていくと、自然と防災知識もついてきます。

さらに気になることは、防災セミナーに参加したり、

本で調べたりして知識を増やしています。



3.家の安全対策の徹底

備蓄品を買いそろえることも大事ですが、

まずは命を守れるように家を整えています。


まずは、家の中のモノを整えること。

床にモノが溢れていたり、揺れたときに高いところのモノが落ちてきては、

ケガをしかねません。

今使っていないモノ、必要ないモノは思い切って手放し、

モノを減らすことが安全な家にすることの第一歩になります。


その後、家具の固定をしていきます。

最近の新しい家は、作り付けの家具や棚が増えてきましたが、

収納の少ない家や昔ながらの家には、大きな家具やタンスがあると思います。

地震で揺れて倒れてくる可能性の高いモノは、

必ず転倒防止器具を使って固定しています。

冷蔵庫や電子レンジ、トースター、テレビや照明なども

倒れる・落ちるというより、飛んでくると言われています。

大きなモノや重いモノは極力置かないようにしていますが、

置く場合は必ず固定します。


固定したものは、定期的に緩んでいないか、

劣化していないかなども見直しています。

ただ、安全が大事といっても、見栄えもやはり気になるところです。

固定器具も、つっぱり棒で留めるイメージが強いですが、

目立たないのに震度7にも絶えうる器具がたくさん開発されています。

わが家ではそういった目立たないのに頼れる器具を使っています。


もちろん、安全対策の他に、避難リュックを家族人数分用意したり、

備蓄品を揃えたり、それらを定期的に見直すこともしています。

また、子どもには間違った情報で不安になることがないよう、

年齢に合った災害や防災についての話を、日常的にしています。


防災教育というと難しく聞こえますが、揺れたらどんな行動をとるか、

自分の名前や住所、親の連絡先が言えるかなどから始まり、

避難する場所の確認、災害とはどんなものでどんな被害があるのかなど、

基本的情報bの確認や自分で行動できるようになるための知識を伝えています。



まとめ

わが家では、備蓄品の準備も一緒にしますし、

非常食も子どもの好みを聞いて備えています。

一人で頑張るより、家族みんなで備えたほうがより安心できるし、

前向きに防災出来るのではないかと私は思います。


いつか必ず起こる災害に備えて行動を起こし、

今できることをしていきたいと思っています。



山根さん、ありがとうございました!

「正しい情報を日頃から聞いておく」ことが大切ですね。

いつどうなるかわからないからこそ、

まずは正しい情報を知っておきましょう!


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