皆さん、こんにちは!アプロサクセスです。
前回、生前整理とは?についてお伝えいたしました。
(前回の記事はこちら)
遺品整理と生前整理の違いやなぜ必要なのか、分かっていただけたかと思います。
文字だけみると結構簡単そうに見えてしまいますが、意外に時間と手間のかかるものばかりです。
中でも、片付けは難しく悩まれる方が非常に多いのが現実。
そこで今回は、生前整理でこれだけは必ずやっておくべき3つのことや片付けのコツをお伝えいたします。
皆さんが家族や大切な方と一緒に生前整理を行う上で、この記事が参考になると嬉しいです!
<目次>
1、生前整理のやることって何があるの?
2、これだけは絶対にやっておくべき3つのこと
① 財産目録の作成
② 家の整理と不用品の処分
③ デジタル品の整理
3、生前整理の相場
4、まとめ
1、生前整理のやることって何があるの?
「生前整理やったほうがいいな」とは思っていても、具体的に何をやらないといけないのか分からなければ初められませんよね。
ざっと項目を以下のようにまとめてみました。
・家にある不用品の整理
・デジタルの整理
・全てのIDやパスワードのリスト作成
・財産目録の作成
・遺言書の作成
・友人の連絡リスト作成
・エンディングノートの準備
・葬儀やお墓に関すること
結構ありますよね。
すぐ出来る物もあれば、専門家と一緒に考えてほうがいいものもあります。
ただやみくもに行うよりも何から始めるのか、予めリストを作成し進めることをおすすめいたします。
済んだものは、チェックを入れられるようにするとどこまで出来たのか分かりやすく、達成感にも繋がります。
まずは、やることリストを作るところから始めてみてください^^
2、これだけは絶対にやっておくべき3つのこと
あれだけ項目をあげられると、誰でも「え、こんなにあるんだ...」とやる気を失いそうになりますよね。
本来は、全てやったほうがいいのですがこれだけは絶対やったほうがいいというものを3つピックアップさせてもらいました。
① 財産目録の作成
財産目録とは、簡潔にお伝えするとご自身が持っている全ての財産リストのことを言います。
どのようなものかというと
・金融資産(現金・預貯金・投資信託・株など)
・土地
・建物
・家庭用財産(家具など)
・その他の財産(自動車、貴金属など)
・借入金(カードローン、住宅ローン、自動車ローンなど)
・保証債務
・税金
このようにプラスの財産だけではなく、マイナスの財産も入ります。
今の段階で、何がどれだかあるのかをリストにしておくといいでしょう。
もしあなたに万が一のことがあった場合、家族や大切な方がプラスの財産だけでなくマイナスの財産を引き継がなくてはなりません。
その時に、財産目録があると助かりますし早めに動くことができます。
② 家の整理と不用品の処分
生前整理の中で最も時間と手間がかかるのもが片付けです。
今までの日用品や思い出の品、アルバム、家財道具、書類、コレクション品など手をつけてこなかった身の回りのモノが沢山あるかと思います。
片付けのコツとしては、全てのモノを出し”必要なモノ”と”不要なモノ”に分別。
全体的に量を減らしてから収納するといいでしょう。
しかし誰かから頂いたプレゼントやアルバムは、非常に手がつけにくところです。
例えば、食器や雑貨は一回も使わずに棚の奥にしまっている、なんてことも多いはず。
これは考え方次第ですが、使う場面がないのであれば使ってもらえる人に譲ったほうが、お互い気持ちいいですよね。
モノにとっても、ずっと置いておかれるより使ってもらったほうが嬉しいはずです。
アルバムは一箇所に固めておき、ご自身が亡くなった後どうしてほしいかを家族伝えるといいですね。
骨董品などのコレクションがある場合も、必要としている人に譲ることやリサイクル、寄付もしくは専門家に査定してもらうのも手段の一つ。
ご自身で納得のいく形にしましょう。
もし1人で片付けが難しい時は、専門家に依頼するのもおすすめです。
③ デジタル品の整理
デジタル品の整理とは、PCや携帯などが当てはまります。
現代では、インターネットが当たり前となっているためデータが機器の中だけでなくあらゆるところに残っています。
本人以外が簡単にアクセスすることも困難であるため、どうすればいいのかやID・パスワードなども一覧表にし残しておくと後に残された家族は困りません。
では、デジタル品はどういうものがあるのかと言うと以下があります。
・電話やメールアドレス、LINEなどの連絡先
・写真や動画
・SNSやブログのアカウント
・他のアプリ(月額制で使用しているものなど)
・クレジットカードや電子マネー(銀行アプリなど)
見られたくない画像やアプリなどは、予め削除しておきましょう。
絶対にやっておくべき3つをお伝えいたしました。
絶対にやっておいてほしいことをお伝えしたものの....これだけでなく、エンディングノートを作り自分が病気をした時やお墓や葬式についてなど細かく「どうしてほしいのか」というのをまとめておくのもおすすめです。
残された家族のためにという思いもありますが、ご自身も作りながらこれからのことを考えられるとても良い機会になります。
是非、いつからでも始められるので進めてみてください。
3、生前整理の相場
最後に生前整理の相場がどれくらいなのかをお伝えいたします。
目安となりますが以下のように、間取りで金額を決めているところが多いです。
処分費や片付けを行うスタッフの人件費など、どういう費用が含まれているのかを確認する必要があります。
気になった会社に問い合わせをし、見積もりや細かいところを聞いた上で判断するといいでしょう。
ちなみに弊社アプロサクセスはというと、間取り関係なく30,000円/3時間〜行っております。
気になる方は、ご連絡ください。
4、まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、生前整理でこれだけは必ずやっておくべき3つのことや片付けのコツをお伝えいたしました。
暗い気持ちで行うのではなく、前向きに取り組むといいでしょう。
ただし一気にやろうとしないこと。
疲れてしまいますし、早く終わればいいというものでもありません。
焦らずご自身の残りの人生をゆっくり考え、1人で出来ないときは専門家に相談するなど少しずつ進めてください。
皆さんにとって、少しでも生前整理の参考になれたら嬉しいです!
アプロサクセスは、ご家庭からオフィスまで暮らしの環境のあらゆる”困った”を解決いたします。
ご相談はいつでもお気軽に。
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