こんにちは!
「片付け下手さんが、片付け上手に変わる」
方法をお伝えしている、
整理収納専門のアスです^^
今回は、知っておきたい梅雨のカビ対策を
お掃除の専門家クリンネスト1級の三上さんにお聞きしました。
すぐにできることばかりですので、おすすめです!
<このような方におすすめです>
・浴槽や水回りのカビ対策方法を知りたい
・掃除が苦手
・すぐに実践できて、簡単な掃除の仕方を知りたい
カビ対策をご紹介する前に、三上さんをご紹介しますね。
<三上 篤美さん>
お掃除の知識と整理収納で、
スッキリした快適空間をご提案されておられます。
整理収納アドバイザー1級の資格の他、
クリンネスト1級やホームヘルパー2級をお持ちです。
※ここで補足ですが、クリンネスト1級とは
簡単にお伝えすると、お掃除のプロフェッショナルです。
それでは、梅雨時期のカビ対策をご覧ください。
1、カビが増殖する条件とは
梅雨時期の家の中は湿気が溜まりやすく、放っておくと気付いた時には
あちこちでカビが発生していたということになりかねません。
どうしてカビが増殖するのでしょうか?
梅雨の室内は、カビ発生に最適な以下の条件が揃っているためです。
①湿度(60%以上)
②温度(気温25~30度)
③栄養(ほこり、皮脂)
では、カビの発生を防ぐにはどうすればよいのでしょうか。
カビが発生しやすい場所とその対策をお話ししたいと思います。
次に、それぞれの場所に応じたカビ対策をご紹介します。
2、水回りのカビ対策方法
<お風呂場>
お風呂は常に湿度が高くなりがちで、
家の中で最もカビが生えやすい場所です。
浴槽内だけでなく、壁、床、特につなぎ目のコーキングされたゴム部分や
排水口などに付いた皮脂や
石鹸カス等の汚れをしっかりと洗い流し、乾燥させます。
たびたびお掃除出来ないという方は、入浴後にシャワーの冷水でお風呂場
全体を洗い流し、スクイージーで水切りし、
窓を開けて(窓がない場合は換気扇や浴室乾燥機をかける)
換気をするだけでもカビ予防になります。
しっかりと乾燥させることが重要です。
お掃除後にカビ予防の燻煙剤を使うのもおすすめです。
<洗面所>
意外に見落としやすいのが洗面所。
歯磨きやうがい手洗い、ドライヤーで髪を乾かしたりして、
湿度や温度が上がるのはもちろん、髪の毛や雑菌、ほこりなど
カビ発生の条件が揃いやすい場所です。
そのため湿度や温度が上がらないよう換気を心がけましょう。
また蛇口まわり、洗面ボウルや排水溝は、
スポンジや小さいブラシなどを使用し清掃するといいですよ。
排水口の匂いが気になる場合は、
お風呂用またはキッチン用泡ハイターなどで
最後にスプレーし、洗い流すとスッキリします。
<キッチン>
調理で水分と熱がこもりやすいので、換気扇を回しましょう。
水分と汚れが残っていると、カビの原因になります。
調理台やシンク、ガスコンロ周りを拭き上げ清潔に保ちます。
まな板や布巾は漂白剤やアルコールスプレーなどを使用し、
こまめに除菌しておくことをおすすめします。
排水口のゴミ受けもキレイにお掃除しておきましょう。
冷蔵庫内は土の付いた野菜、肉や魚などカビの栄養源がいっぱい。
庫内温度は低いですが、湿度が約60%もあります。
内部をアルコールでこまめに拭いておくといいですよ。
<トイレ>
便器の中は、常に水が溜まった状態です。
使用の度に新しい水に変わりますが、同じ場所に輪じみが出来たり、
ピンクカビや黒カビがいつの間にか発生することもあります。
洗剤とブラシなどを使って清潔に保ちましょう。
3、水回り以外でカビが発生しやすい場所とは
<押し入れ、クローゼット、靴箱など締め切った収納場所>
押し入れやクローゼット、靴箱は閉じている時間が長いため、
通気性が悪く湿度と温度が上りやすい場所です。
衣類や布団、物を詰め込みすぎず、壁や床との間に空間を作るなどして
湿気がこもらないようにしましょう。
定期的に扉を開けて換気し、カビの栄養となるホコリが溜まらないよう
お掃除することが大切です。
すのこを使ったり、押し入れ用除湿剤を設置しておくのも良いでしょう。
<寝具>
寝ている間にかく汗は、寝具に吸収されます。
天日干し出来ない梅雨時期は、
ベッドマットや掛け布団が湿気で重くなりがち。
起きた後に布団やマットをしばらく広げて、乾かしましょう。
布団乾燥機を使って寝具を乾かすのも効果的です。
<窓枠>
窓枠のゴムパッキンは結露やホコリが溜まりやすく、
カビが生えやすい場所です。
ホコリをこまめにふき取り、アルコールスプレーをすると
カビの発生が防げます。
【まとめ】
いかがでしょうか。
今回は、知っておきたい梅雨のカビ対策を
お掃除の専門家クリンネスト1級の三上さんにお聞きしました。
カビ発生を防ぐには、以下3つの条件を
できるだけ揃わないように心掛けることが大切です。
◎換気をする
◎湿度、温度を低く保つ
◎カビの栄養になる皮脂、汚れ、ホコリを取り除く
カビが一旦生えてしまうとお掃除はとても大変ですが、
日々簡単なお掃除を心掛けていれば、カビ発生は防げます。
市販の除湿器や除湿剤、防カビ剤、アルコール除菌スプレーなどを
併用しながら、しっかりと予防していくといいでしょう。
とはいっても掃除が苦手で、こまめにできない方もいると思います。
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