こんにちは。
「片付け下手さんが、片付け上手に変わる」
方法をお伝えしている、整理収納専門のアスです。
本日は、弊社に所属する京都に在住のコンシェルジュ・山根久見子さんに
「未就学児でも1人で片付けができるようになる3つの工夫」を
教えていただきました。
<山根久見子さん>
防災士の知識を生かし、整理収納を通して、
安全で安心な家づくりのお手伝いをいたします。
<資格>
整理収納アドバイザー1級、防災士、エニアグラムお片付け士アンバサダー、
企業内整理収納マネージャー
それでは、ご覧ください^^
【未就学児でも1人で片付けができるようになる3つの工夫】
子どもが自分で進んで片付けをしてくれる。
そんな理想的な光景を想像したことはありませんか。
でも、現実には、おもちゃがあっちこっちに散らかってしまい、
片付けの時間になると一苦労…
なんて経験をお持ちの方も少なくないと思います。
私も現在、年長児と小学1年生の母親業をしてますが、
ありがたいことに、2人とも、片付けが上手な子になってて、
嬉しく思っています。
そこで、今回は子どもが自分で片付けられるように
わが家で意識していること、工夫していることを、
おもちゃの収納を例に、3つご紹介したいと思います!
1.モノの数を厳選する
誕生日にクリスマスにお正月、入学祝いや卒園祝いとモノをもらう機会は
一年にたくさんあります。
また、親だけでなく祖父母や親せきなど、プレゼントしてくれる人も多い。
そのたび、新しいおもちゃが増えては、片付けきれなくなることは必至。
さらに、おもちゃが多すぎると、一つのモノで飽きるまで遊ぶことや、
工夫して遊ぶことをしなくなると言われています。
片付けやすい環境を作る第一歩は、おもちゃを厳選すること。
わが家では、プレゼントはおもちゃ以外のモノ、
例えば保育園で使うモノや消耗品、洋服、持っているおもちゃの数を増やす
(ブロックやぬりえなど)などもお願いしています。
また、家にあるおもちゃを一箇所に収納しなければいけないと
思っている方も多いですが、そうではありません。
普段よく使うおもちゃ(一軍)はいつも遊ぶ場所に置いていますが、
たまに遊ぶモノ(二軍)、滅多に遊ばないモノ(三軍)は別の場所で管理すると、
より片付けやすくなります。
2.収納場所は分かりやすくする
一番大切なこと、それは片付ける場所は毎回必ず同じ場所であること!
そのためにも、まずはおもちゃの定位置を決める必要があります。
定位置を決めるとき、親目線で決めてしまうと、
子どもには手が届きにくかったり、
見えなかったりすることがあります。
場所を決めるときは、必ず子どもと同じ目線に合わせて、
相談しながら決めています。
収納グッズも、見た目のオシャレさより、子どもに分かりやすいかを
基準に選ぶようにしています。
フタがないモノ、半透明のモノ、収納するものより
一回り大きいサイズを選ぶなどです。
とにかく片付けの手間を省くというのが大事です。
引き出しを開けたり、扉を開けたり、フタを外して閉めて・・・
と手順が多いとイヤになるのは大人も同じですよね。
一番の理想は「入れるだけ」。
それが叶う収納場所や方法を常に探しています。
収納場所が決まったら、その枠に収納するモノの写真を貼ったり、
ひらがなが読める子であれば、ラベルシールを貼ったりして、
一目でわかるようにしています。
定位置は、一度でピタッと決まるとは限りません。
わが家でも、日々の子どもの様子を見て、
より良い収納場所や方法を見つけて改善しています。
3.親の行動を子どもに見せる
いくら「片付けなさい」と言っても、部屋がモノであふれていては、
説得力がありませんよね。
まずは親が片付ける姿を見せるようにしています。
具体的には、出したらしまうという「片付け」の行動と、
不要なモノを選んで手放すという「整理」の行動です。
特に、定期的に整理するという行動を見せていると、
子どももそれを当然のこととして、自分たちもいらないモノを選び取る
ことができるようになります。
しかし、子どもだけに片付けをさせるのは難しいもの。
子どもが片付けるときはそばに座ってみているようにしたり、
時には一緒に片付けたりします。
「片付けなさい」ではなく、「一緒に片付けよう」「片付ける時間だよ」
などと声かけをしています。
お母さん、お父さんと一緒だと、片付けは面倒なことではなく、
遊びの一環ととらえてくれるのかもしれません。
片付ける場所が分からなくなったときは、
「ぬいぐるみは〇〇にしまって」など
具体的に行動を指示することもあります。
そして、片付けるのが難しかったものについては、
後日、収納方法や場所を見直しています。
小さい子に「片付けなさい」と言っても、片付けの習慣は身につきません。
まずは一緒に楽しくできる工夫を取り入れて、
部屋が整っていると気持ちがいいよね、
ということを伝えていって欲しいと思います。
焦らず気長に、少しずつ。
子どものペースに合わせて習慣化していくようにしています。
この記事が、どなたかの参考になれば嬉しいです♪
山根さん、ありがとうございました!
子供さんに片付けの仕方をどう教えたらいいかわからないですよね。
ぜひ、出来ることから始めてみてはいかがでしょうか^^
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