子供が1人で整理整頓が出来るような工夫とは


こんにちは。

「片付け下手さんが、片付け上手に変わる」
方法をお伝えしている、整理収納専門のアスです。



本日は、弊社に所属する関西エリア・中山亜希奈さんに

「子供が1人で整理整頓が出来るようになる工夫」を教えていただきました。



それでは、ご覧ください^^


【子供が1人で整理整頓が出来るような工夫とは】

我が家には3人の子供がいます。

小学6年生と2年生の男の子、年長さんの女の子。

3人はそれぞれ性格が違うので、

その子に合った整理術を教える必要があります。

今回は私が実行している方法をお話ししたいと思います。


ただ、その前に一貫して重要なこと。

それは整理整頓を「楽しい」と思ってもらうこと!

やらされているお片づけではなく、自らやるお片づけです。

お片付け中に私は

「お片づけって楽しいなぁ。」

お片づけが終わる時には

「綺麗になると気持ちが良いなぁ。」

このポジティブワードをわざとらしく聞こえる様に言い放ちます。

母は女優になります。

子供は素直なのでこの言葉を信じて疑いません。

かわいいですね。

我が子達は、母は掃除が大好きだと思っています。

これもまたかわいいですね。

ちなみに掃除をした後には綺麗になった部屋をわざわざ見せます。


母はあざといのです。

綺麗な状態を記憶として頭に残すためです。

見て!綺麗でしょ!と満面の笑みで見せます。

母の笑顔と綺麗な部屋はセットです。

ただ、子供は一度や二度見せたくらいでは響きません。

そんなに簡単にうまくはいきません。

何度も何度も見せます。諦めてはいけません。

そうすると少しでも片付いていないと、

片付いている状態とは違うと感覚で分かる様になります。

この感覚を養うことが第一歩です。


前提が長くなりましたが、

ここまで芽が育てば次は年齢ごとに仕組みを作ってあげるだけです。


ここからは我が家流の整理術の紹介です。

そして、3人が帰宅してからのルーティーンがこちら。

1 ただいまからの手洗い

2提出物を出す(娘は幼稚園のお弁当箱、コップを台所へ。

お弁当入れコップケースは洗濯物の所へ。)

3宿題を机に出す

4ランドセル、幼稚園バックを定位置へ

5着替え

6宿題をする

7宿題を片付ける

8明日の準備

9遊ぶ

着替えたらすぐに遊びに行くこともあり前後することもありますが、

大まかなこの流れは決まっているので迷いがありません。


ただ、兄には声掛けが必要な時もありますし弟はごねることもあります。

なかなかうまくいきません。

娘は私が整理収納を勉強している過程を1番身近で見ていたので、

若干5歳にしてお片づけの気持ちよさを分かっています。

自分の仕事だと理解して行動しています。

ここに前述のやらされているお片づけと

自らやるお片付けの違いが出てくると思います。

我が家はランドセルの収納を学校のロッカーに入れる様な形にしているので、

やり終わった学校の宿題をランドセルにしまう

というミッションが成功すると、隣には教科書が。

流れで次の日の準備も促せます。

ワンアクションで取れる様にしているのと、

視界に入るものは必要なもののみ。

習字道具や絵の具など、たまにしか使わないものは

ドアをつけて収納しています。

長男は年齢的なこともあり決められたことはしっかり守る性格なので、

ものの住所を決めてそこにしまうということは簡単に出来ます。


ただ、次男に関してはまだ低学年ということもあり

長男のようにはいきません。

全てにおいて行動は早いタイプなのですが

前しか見ていないので見落とすこともたくさんあります。


鉛筆が同じ数だけ筆箱に綺麗な状態で帰ってくることは

あまりありませんでした。

男の子に多いかなと思いますが、

一年生の頃は一体何個消しゴムを買わされるのだろうと思っていた位です。

なので、名前は必須です。

あとは、子供はなんでも自分のものだと思うと大切にします。

特に自分で決めて買ったものはなおさらです。

責任、愛着を持たせるために普段から自分で決めて買うことにしています。

自分で決めて買ったものを自分で決めた場所に、

片付けるという様にしています。

実は妹は兄たちよりもしっかりしていて、

沢山あるおもちゃを遊んだら片付けるという習慣が

出来ているのでごちゃごちゃなまま遊び終わることがありません。

性格の違いでこうも違うのかといつも思います。


子供が自分で整理整頓をしないのは、何から手をつけて良いのかが分からない

どこに置いたら良いのかが分からないからだと思っています。


面倒くさがってやらない日ももちろんありますが

定位置を決めること、簡単に出来ること。

この二つはとても大事です。

自分が決めたと思える様に導いてあげてください。

小さい子供も出来る簡単なお片づけは、

母がやれば良いではなく子供が自ら片付けること。

そうすることで整った部屋と母の心の余裕を生むどころか、

子供の自立に繋がる第一歩です。

小さなことを積み重ねて大きなことが出来るようにと

願って日々暮らしていきましょう!



中山さん、ありがとうございました!


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