こんにちは。
「片付け下手さんが、片付け上手に変わる」
方法をお伝えしている、整理収納専門のアスです。
本日は、弊社に所属する東京で活躍するコンシェルジュ
天羽明子さんに「ゴミについて思うこと」を
記載いただきました^^
<天羽明子さん>
「スッキリ、快適、安全な空間に!」
お客様の思いを大切にしながら誠実に対応させていただきます。
<資格>
整理収納アドバイザー1級、写真整理アドバイザー上級、
インテリアコーディネーター、認知症サポーター
それでは、ご覧ください。
【ゴミについて思うこと】
世の中が便利になり、自宅にいながらネット通販を利用して、
多くの選択肢の中から買い物をし、
玄関まで届けてくれるサービスが普及するようになりました。
私自身もよく利用しています。
通販は、上手に生活に取り入れて利用すると、
とても便利なのですが、ごくたまに「過剰購入」
されている方がいらっしゃいます。
多数のダンボール箱が未開封のまま置いてあり、
居住スペースを圧迫しているのです。
ショッピングサイトを見ては、
「これは便利」
「これも素敵」
「これはレアものだ」
「これは後で使える」などと思い、過剰に購入してしまう方もいらっしゃいます。
届けられた箱や袋を未開封のままにしてしまうと、
あとで何が入っているのかさえわからなくなり、
使わないままお蔵入りになってしまうこともあります。
配送された箱を開けるのは、とても面倒な作業です。
手でちぎれるテープであれば、まだ開けやすいのですが、
たいていカッターで切らなければならない透明のテープが
貼られています。また、手で剥がそうとしても端が
なかなかはがれなかったり、はがしている途中でテープが斜めに
ちぎれてしまったりと、意外にストレスがかかる作業なのです。
テープをはがす→箱を開ける→商品を取り出す→梱包材を処分する。
この一連の作業の中に実にこまごまとした内容が含まれています。
空気の入ったクッションは穴を開けてつぶさなければなりません。
紙の場合は、燃えるゴミとして捨てるか、丸められた紙を伸ばして
資源ゴミとしてまとめておく必要があります。
さらに商品も箱やらビニールやら発泡スチロールやらに梱包されて、
商品にたどり着くまでには長い道のりがあります。
その梱包材も分別して処分しなければなりません。
ダンボールは崩して折り畳み、個人情報保護のため宛名のシールを
はがすひと手間がかかります。
これがまた、はがしにくいことが多いのです。
宛名シールはそのままにする方もいらっしゃいますが、
私はマジックで黒く塗りつぶすことが多いです。
このような梱包は、輸送時に起こるトラブル回避、商品の保護、
品質保持などの理由があるのでしょうが、
配送される物の20%くらいはゴミを買っているようだと感じます。
私たちが便利さを求めるにつれてゴミの量が増えていきました。
近年、その弊害を解消するため、徐々にゴミを削減しようという
動きが高まってきています。
大気汚染対策、リサイクル推進などのため、
ゴミの分別が人々にとって大きな負担となっています。
また、ゴミ収集日までにゴミを置いておくスペースや
ゴミ箱等も必要になります。
ゴミを分別する労力、時間、スペースなどをとることが
難しいご家庭は、ゴミの処分が追いつかなくなります。
そのため家の中やベランダ、庭などの生活スペースが
ゴミに圧迫されていきます。行き着く先は、いわゆるゴミ屋敷です。
ここまで来ると、自分だけではどうにもならなくなります。
日々の暮らしに追われて、
大量のゴミを処分する気力もなくなっていきます。
手伝ってくれる人が周りにいれば良いですが、
そうでなければ思い切って業者に依頼して
リセットすることが最善策かと思います。
見える景色が良くなると気持ちも晴れ晴れとします。
気持ちが軽くなると動きも軽くなります。
物の使い勝手も良くなり、
快適に過ごせるようになり生活の質が向上します。
お金を費やして物を買うことも心を満たしてくれますが、
快適に暮らすために、お金を費やすことも
心の健康のために大きなプラスとなり得ます。
ゴミの分別やゴミ出しが難しい方は、家事代行や
行政サービスなどを利用するのが良いと思います。
何事もそうですが、自分ひとりで悩まず、
家族、友人、知人、業者、行政等に相談することが大切です。
まず第一歩は、思い当たるところに連絡をしてみることです。
重い肩の荷を下ろす扉がきっと開けると思います。
天羽さん、ありがとうございました!
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